〜VANスタジアムジャケット編〜
入手難易度:★★★★☆☆☆☆☆
愛用時期:1987〜199?年
こんにちは、TAKUTO MARSです!
今記事が初投稿となります。文章が拙いところもありますが、よろしくお願い申し上げます。
このブログは「マイケル・ジャクソン」が愛用したスタジアムジャケットやジャンバーを、私が夢中になって集めたコレクション写真と共に紹介していくものです。
また、実際に欲しい方の参考にもなるよう、私が入手に至るまでの経緯を話しつつ「入手難易度」を評価しております!
そもそもこのブログを立ち上げたのも、「メイキングや裏話」が大好きな性格でして、自分でもコレクションへの熱意や思い出をぶちまけたい!というのが理由です(笑)
突然ですが、皆さんが当たり前に呼ぶ「スタジアムジャケット」ことスタジャン。
実は和製英語というのをご存知でしょうか?
英語だと、スタジャンは「Varsity Jacket」と呼びます。う〜ん、全然聞きなれない!
最初にこの「スタジャン」という言葉を生み出したのは、日本のアパレルブランド「VAN Jacket inc.」という会社なんです。
1960年代〜70年代を生きた方々は、VAN(ヴァン)がオシャレ大前線に立っていたことをよくご存知だと思います。
まあ、VANの歴史をお話しすると長い長い記事ができるだけでなく、ある程度の層から「いや、知ってるから!」と突っこまれそうなので、若造はここまでにします笑
そう、、、
最初の写真で爽やかに微笑むマイケル・ジャクソンが着ているこのスタジャンこそVANなのです!
関係ありませんが、自分と同世代に話すと100%「VANS」だと思われます。
TEMPAくんに欠かせないシューズ。身内ネタです。
それでは、コレクション写真を載せて詳しく語っていきます!
こちらが「マイケル・ジャクソン着用モデル」VANスタジャンです。
真っ赤なフェルト生地に、アメリカンフットボール風の大きなワッペン。
有名な話ですが、1987年にマイケルがBADツアーで来日し、麻生十番のスタジオに向かった時のこと…。当時は目の前にVANの本社があったのだそうです。
VANの店員さんが、群衆の中から渡したのかブン投げたのか、もしくは放り投げたのか、千載一遇のチャンスを無事果たします。その様子見たかったなぁ〜
その時はVANの店員さんも深く考えていなかったでしょうが、その後中国・オーストラリア、ずーっと愛用し続けたマイケル。
初めて手に入れた高校時代から7年間愛用していますが、マイケルが気に入るのもよ〜く分かります。
ずっしりとした牛革で、自分の腕の可動域に馴染むまでかなりの時間を要します。それだけ分厚いです。そのため、冬は全くと言っていいほど寒さを通さない!
胴部分のフェルトもきめ細やかで、撥水効果抜群。一滴の水がすいすい走っていきます。
裏地は、上品な光沢が特徴のキルティング。世に溢れるスタジャン風とは比較にならない程、妥協のない仕上がりです。
自分が袖を通した分、味が深まる。まさに一生もののスタジャンです。
1987年、この時期はカラーバリエーションが豊富でした。
アメフト選手のポージングも異なるワッペンとともに、確認できるだけで「緑」「黒」「黒×白」「茶」などが、メルカリ・ヤフオクで出回っています。
しかし、マイケルと同じ色・ワッペンの当時物はそうそう中古市場に出回りません。
理由としては、前述したように年月をかけられるスタジャンだからこそ、手放すことができないほど愛着が深まるのでしょう。
また、袖を通すたびに思っていることですが、本当に派手(笑)
ここまで鮮やかな赤色は、ファンが購入する以外にちょっと勇気がいる選択肢だったのでは無いでしょうか?
それが皮肉にも、赤色のJW-10502が中古に出回らない要因になっている気がします。(値段という理由は置いておきます。)
そしてどうやって自分が入手できたのかを、お話ししていきます。
実は、私のVANは当時マイケルが着用していた時のモデルではございません。
私の型番は「JW-10508」。マイケルと同じ当時物だと「JW-10502」になります。
いわゆる後継版といった感じでしょうか。
スタジャンに関しては、ほぼ完璧に寸法や作りが忠実です。というか一緒!
時代とともに、姿が変わっていき、かけ離れていくことが常であるこの頃。
細かいディテールが変更されて「復刻」といえるのか?疑問に感じる自分だからこそ、VANのオリジナルを大切にする姿勢は心から尊敬します。
そしてアメフトワッペンはなんと、2014年に一度だけ限定復刻していたのです。
私がそれを知ったのは、欲しくなり始めた2017年。
中古でちらほらワッペンが出ていたので、幸いそちらで入手しました。
肝心のスタジャンは、ありがたいことにVANのスタンダードカラーとしてJW-10508が仙台店舗に並んでおり、無事購入。(数年前に閉業)
こうして、マイケルに限りなく忠実なスタジャンが出来上がりました。
しかし、、、、残念なことがありまして。
現在VAN は、レッドスタジャンの生産・販売を止めています。
やっぱり派手すぎたのでしょうか….現在は主にブラックのみです。
なので、手に入れるとすれば中古市場のみです。
オリジナルのJW-10502を狙うのもありですが、ほぼ全てにシミ・虫食い・革の黒ずみがあることを覚悟した方が良いです。
マイケルのサイズは、フェルト部分が肩から少し落ちるぐらいの着こなしであること、おそらくフィッティングも無しに渡す以上、ほぼ確実にLL sizeだと踏んでいます。
結構元からタイトな作りなので、マイケル風に着こなすならば、自分より1~2サイズ上を見つけた方が良いと思います。
「スタジャンに関しては」完璧と言いましたが、、、ワッペンが当時物と微妙に異なっています。
まず、こちらが復刻版のワッペン。
続いて、こちらがオリジナルのワッペン
よく見ると、ワッペンの枠になる白い生地の幅が異なります。
このぐらいのリニューアルは「復刻版」と言われる類いの中では、とても優秀です!
・・・といった具合でしょうか?
初投稿なので語りたいだけ語った感がありますが、シリーズを重ねるうちに内容が洗練されていくと思います笑
背中の刺繍の意味は ”for the young and the young-at-heart”(若者と若い心を持つ人のための服)
マイケルが長く愛用してきたのは、この言葉を気に入っていたからかもしれないですね。
ありがとうございました!次回の紹介もお楽しみに!
楽しいお話、ありがとうございます!
詳細にまつわるエピソードが、読みやすくサラッと書いてあり全然長さを感じないブログです☆
「え?もう終わり?」てなりました。
頻繁に着てる写真を見るのですが、来日の際にVANの店員さんが渡した(ブン投げた!笑)ものやったんですね〜!
興味深い逸話の数々ありがとうございました!
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こちらこそありがとうございます〜✨
とりあえず語りたいことを語った!ようなブログ記事になりましたが、そう言って頂けて本当に嬉しいです☺️💓
今後も、セーラーズやKANSAI、スタッフジャケットなど色々語っていきますのでぜひぜひご気軽にコメント頂けると幸いです!
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